千歳「街」情報
千歳市概要
千歳市は、石狩平野の南端に位置し、国立公園支笏湖や清流千歳川などの豊富な自然に囲まれ、四季の移ろいを感じることができる住環境と、交通アクセスや生活利便性に優れた都市環境が調和する道央圏の中核都市です。
現在、全国的に人口減少が進む中、平成27年国勢調査の人口速報集計結果においては、人口95,664人で北海道内第10位、人口増加率は北海道内市部では第1位であり、北海道内において人口増加を続けている数少ないまちです。
( 市 章 )
千歳の「ち」を飛行機の形に図案化して、空港がある臨空都市を表現すると共に、国立公園支笏湖とその連山、豊かな大地など伸びゆく千歳の姿を描いています。
制定 昭和27年5月1日
姉妹都市・友好親善都市
アメリカ合衆国アラスカ州アンカレジ市(姉妹都市)
千歳市は、昭和43年(1968)年6月、アメリカ合衆国アラスカ州アンカレジ市と日米間で70番目の姉妹都市提携を市議会において議決し、昭和44年4月21日千歳市長ほか親善使節一行が、アンカレジ市を訪問して盟約書に調印しました。以来、両市の交流は年ごとに深まり平成11年10月には、姉妹都市提携30周年を迎え、リック・マイストロームアンカレジ市長を始め11人の友好使節団が来千しました。平成20年9月には、千歳市市制施行50周年記念式典参加のため、マット・クレーマン市議会議長を始め、4人が来千しました。平成21年7月には、姉妹都市提携40周年を迎え、千歳市長を始め36人の市民訪問団がアンカレジ市を訪問しました。また、毎年、スカイ・ビア&YOSAKOI祭にミスアンカレジが参加するなど、両市の友好はますます深まっています。
鹿児島県指宿市(姉妹都市)
千歳市と鹿児島県指宿市との交流は、昭和48年指宿市から「菜の花キャンペーン」のPRの一行が来千したことに始まります。その後、指宿市は「千歳・支笏湖氷濤まつり」に、千歳市は「指宿アロハまつり」に、それぞれの観光イベントを中心にミスなどを派遣し合い、交流を続けてきました。
こうした友好関係が続く中、平成5年指宿市長からの正式な姉妹都市提携の申入れを受け、同年12月の定例市議会で全会一致でこれを可決。平成6年4月15日指宿市制施行40周年記念式典の席上において調印式が行われ、当市としては初の国内姉妹都市提携となりました。
この姉妹都市提携により、商店街振興組合による両市の特色を生かした経済交流や両市小学生の相互派遣交流など、各分野での幅広い交流が始まり、市職員の派遣交流も行っています。
平成17年1月には、姉妹都市提携10周年を記念し、これまでの交流状況や指宿市の様子を紹介する「姉妹都市交流10年のあゆみ展」を開催しました。
平成18年1月には、山川町及び開聞町と市町村合併を行い、新「指宿市」が誕生しました。
平成20年には、千歳市市制施行50周年記念式典参加のため、田原迫市長を始め4人が来千しました。また、この来千に合わせて、大和地区にオープンした「指宿公園」の記念セレモニーを行いました。
ノルウェー王国コングスベルグ市(友好親善都市)
昭和52年、千歳市民歩くスキーの会は、歩くスキー普及を図るため山三ふじやの協力により千歳インターゴルフ場を会場に「歩くスキーまつり」を開催、昭和56年には本場ノルウェーで開催のホルメンコーレンマーチの名から「ちとせホルメンコーレンマーチ」と命名されました。
昭和53年以来、駐日ノルウェー王国大使などが毎年のように来千、第10回大会を迎えたのを機会に大使より「この歩くスキー大会の盛り上がりをノルウェー王国との都市提携に結び付けてはどうか」との提案がなされ、大使からコングスベルグ市を紹介され、昭和63年に友好親善都市を提携しました。
平成28年までに40回の「ちとせホルメンコーレンマーチ」が開催され、大会に合わせ駐日大使などが来千し、親善を深めています。
また、平成14年6月には千歳市訪問団一行9人がコングスベルグ市を訪問し、学校間交流やスポーツ交流など、今後の交流の推進について意見交換を行いました。さらに、平成15年2月には、コングスベルグ市長夫妻が同市在住のプロスキー選手とともに千歳市を訪問され、ホルメンコーレンマーチに参加するとともに、市内の小中学生と交流を深めました。
平成26年1月には、友好親善都市提携25周年を記念して、千歳市訪問団一行(市内中学生6人、市内高校生8人、引率3人)がコングスベルグ市を訪問しました。ホームステイ、学校訪問、交歓会などを通してコングスベルグ市民との友好を深めるとともに、ノルウェー王国の経済や文化、医療や教育システムについて学習しました。
平成26年6月には、コングスベルグ市の職員ハルバル・ベーヌム氏が1か月間市内に滞在し、エネルギーシステムや建築様式に関する視察研修を行ったほか、市民との交流を深めました。
中華人民共和国長春市(友好親善都市)
長春市との交流は民間交流団体である日中交流千歳市民会議が中心となり20年以上にわたって農業実習生の受入れや長春市訪問団の派遣などを行っており、長春市からも人民政府訪問団や経済訪問団などが来訪するなど相互の交流が行われてきました。
このように民間交流団体による交流が長年にわたり培われ交流の基礎が出来あがっていることや、両市の友好提携実現に向けて強い市民要望があること、そして長春市から両市間の交流について正式な要請を受けたことなどから、市長、議長などを含む訪問団が長春市を訪問し、平成16年10月に友好親善都市合意書に調印しました。
平成20年10月には、千歳市市制施行50周年を記念し、日中交流千歳市民会議が企画した「千歳・長春、市民交流事業」に市長、議長などを含む訪問団25人が長春市を訪問し、両市の交流を深めました。
平成26年10月には、友好親善都市提携10周年を記念して、日中交流千歳市民会議の会員をはじめ、市及び市議会関係者による長春市訪問交流事業を実施しました。
平成28年9月からは、長春市が開催する「長春市国際友好親善都市ハーフマラソン大会」と千歳市が開催する「千歳JAL国際マラソン大会」に隔年でお互い選手を派遣するというスポーツ交流がはじまりました。
位 置
★ 世界から見た千歳市
千歳市は、北海道の政治・経済・文化の中心である札幌市に近く、北緯43度に位置し、北米・ヨーロッパ・アジアを結ぶ世界の航空ネットワーク基地として、好ポジションにあります。
★ 北海道から見た千歳市
千歳市は、北海道の中南部、石狩平野の南端に位置し、札幌市、苫小牧市など4市4町に隣接しています。
市域は東西に長く、西部は国立公園支笏湖地区で山岳地帯、中央部はほぼ平坦で市街地や空港に、そして東部は丘陵地帯で、農林業に活用されています。
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